Granite River Labs(GRL)は、10月28~29日に台北で開催される2019 PCI-SIG® APAC Annual Developers Conference(PCI-SIG® DevCons)で、アンリツMP1900A BERTによるPCI Express® 5.0 Receiver Testing向けの最新テストソリューションのデモを行います。
GRLが新たに開発したPCI Express® 5.0自動テストソフトウェアは、複雑なPCIeテストを自動的に行うことができるシンプルなユーザインタフェースを持っています。このソフトウェアは、Windows 7以降のOSを搭載したオシロスコープやあらゆるPC 上で動作し、機器のキャリブレーションやテスト時間を短縮します。GRLの自動化ソフトウェアは、LLTSMトラニングを自動的にループバックモードにし、テストステップを簡素化することができます。
GRLのPCI Express® 自動化ソフトウェアはアンリツの高性能ビットエラーレートテスター(BERT)MP1900Aを使用し、先進のPCI Express® 5.0技術を検証することができます。この測定器は、新しいクロストーク試験と多チャンネル拡張に対応しており、信号品質の検証を効率的に行うことができます。
PCI-SIGの会長兼社長であるアル・ヤネスは、「GRLはPCI-SIGのメンバーとして、PCI Express技術の発展に寄与してきました。GRLのレシーバー・テストソリューションは、PCIe 3.0、PCIe 4.0、PCIe 5.0の各仕様に対応し、多様化するプラットフォームに対応することでPCI Expressのエコシステムの多様化に貢献しています」と述べています。
GRLのChen Jiaxunは、次のように述べています。「PCI Express 5.0 スペックは、波形の取得、解析、パラメータ設定に新世代の技術を採用しています。また、新しい技術により、テストの複雑さも増しています。GRLは、最も完全で専門的なサービスを顧客に提供し、ユーザーフレンドリーなソリューションを開発します。初期の製品開発を支援し、新しい接続技術を継続的に検証することで、お客様はPCIe 5.0技術を容易に採用することができます。」
「テストソリューションのグローバルリーダーとして、アンリツは協会を支援し、PCIe技術の発展に貢献する義務があります。私たちは、PCIe 5.0のテストソリューションとしてMP1900AをPCI-SIGに提供することができます。私たちはこのことを非常に誇りに思っています。アンリツが開発した一流の試験装置を用いて、次世代製品の性能を効率的に測定する優れた例です」と、アンリツ台湾のゼネラルマネージャーであるChen Yihuaは述べています。
自動化ソフトの主な特徴
- PCIe 5.0 Base Specに準拠したアイ開口を持つレシーバテスト用のストレス信号自動キャリブレーション
- 業界標準ツールSeasimとBeta SigTestを使用したストレス信号をキャリブレーションし、レシーバのコンプライアンステストとジッタ許容度、マージングテストを自動化
- 仕様で定義されたもの以外に、ユーザー定義のジッター周波数ステップの使用可能
- 一つのソフトウェアで、テストのセットアップ、テストの実行、PDFファイルでのレポート作成を自動化
- システム構成の変更を柔軟に行えるためテスト要件に合わせたカスタマイズが可能
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