GRLは、USB PD デュアルロールパワーおよびデータループバックテスター向けの自動化ソフトウェアM1をリリースしました。

M1はGRL-V-DPWRおよびGRL-V-UPのUSB Power Delivery デュアルロールパワーおよびデータテスト機能を強化するために設計されたソフトウェアです。

デジタル接続、充電技術の試験・認証サービスおよび自動試験ソリューションの世界的リーダーであるグラナイト・リバー・ラボ（Granite River Labs「GRL」）は, USB PD Dual Role Power（GRL-V-DPWR）およびData Loopback Volume Tester（GRL-V-UP）用のオートメーションソフトウェア「M1」により、USB Power Delivery（USB PD）のカバレッジおよび機能を拡張しました。

GRL-V-DPWRまたはGRL-V-UP上でM1ソフトウェアを実行することにより、エンジニアは面倒なプログラミングの自動化を行う代わりに、直感的なビジュアルスクリプトで高度にカスタマイズ可能なテストケースを作成することができます。M1と組み合わせることにより、これらのソリューションはR&Dにおける迅速な機能検証テストだけでなく、より効率的な量産および生産現場のテストをサポートすることができます。

2021年に発表されたUSB PD Revision 3.1仕様は、接続規格の大幅な進化を象徴するものであり、完全な機能を備えたUSB Type-C®ケーブルおよびコネクタを介して、前例のない240Wの電力を供給します。これまでのUSB PDは100Wに制限されており、定格5AのUSB Type-Cケーブルを通じて20Vを供給するソリューションに依存していました。USB Type-C仕様の2.1リリースにより、240Wの規格とUSB PDプロトコルは、これまで100Wに制限されていたより多くのアプリケーションを包含するように拡張されました。

GRLペナンのEVソリューション・量産ソリューション担当シニアディレクター、Swee Guan Chuaは、「GRLは、USB Power Deliveryのエコシステムに対する継続的なサポートの下、USB開発者コミュニティにこのソリューションを提供できることを誇りに思います。GRLのM1オートメーションソフトウェアは、正確で包括的かつ効率的なテストに不可欠なツールをエンジニアに提供します。」とコメントしています。

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