SD テスト
SDメモリーカード
Secure Digital Memory Cardは、SDと略され、一般にはメモリーカードと呼ばれています。 SDインターフェースは、カメラ、ビデオレコーダー、携帯ゲーム機、携帯電話、ノートパソコンなどの携帯機器に広く使用されています。最新のSD規格はSD8.0であり、その伝送インターフェースはPCIe4.0を使用し、NVMe1.4プロトコルが採用されました。これにより、SD Expressカードは約4GB/秒の伝送速度に達しています。現在、SD 3.01とSD 4.0規格のカードが、広く普及しています。
SDに関する詳しい情報は、SDカード公式ページをご覧ください: https://www.sdcard.org/cht/developers/index.html
SD アソシエーション
SDアソシエーションは2000年に設立され、松下電器(パナソニック)、サンディスク(サンディスク)、東芝(東芝)の3社で構成されています。SDアソシエーションの会員は、約900社が参加しており、SDの仕様策定とその応用の推進に取り組んでいます。
SD Associationについての詳しい情報は、こちらをご覧ください。 https://www.sdcard.org/cht/about_sda/index.html
SD仕様の最新バージョン
SDテスト項目の仕様は、それぞれ異なるドキュメントを参照する必要があります。最新のバージョン情報は、こちらをご覧ください https://www.sdcard.org/downloads/pls/index.html
認証範囲
SDテストは下記の製品カテゴリーで実施されます
技術資料
- アプリケーションノート: SD 3.0 / 4.0 Overview
関連製品
ハードウェア
ソフトウェア
SD テストプロセス
SD テストプロセス
(1)SDアソシエーション会員登録
認証を得るには、SDアソシエーション会員への登録が必要です。
※メンバー登録されているかは下記より確認できます。
https://www.sdcard.org/about-sda/member-companies/
会員登録を以下より行います。 https://members.sdcard.org/kmembership_info/company_membership_types
(2)会員の種類、会費、権利
貴社がまだ研究開発段階にあり、SD仕様を入手する必要がある場合は、次の資料を準備して仮契約資格(非会員):Qualification of Temporary Contractを申請することができます。 問い合わせ先: admin@sd-3c.com
- 機密保持契約 (NDA)に署名
<フォームのダウンロード> - 申請費用1,000米ドル (NDA締結後90日以内に正会員になった場合、1,000米ドルを会費から差し引くことができます。)
会員特典と手数料の概要
(3) 製品サンプルと製品情報
- 2セットの製品サンプルをご用意ください。
- 製品情報: テスト開始前に以下のフォームに必要事項をご記入の上、GRLにご提出ください。
<製品情報フォームダウンロード>
(4)ロゴの使用に関するライセンス契約に署名
テストに合格した後、ロゴを使用するには、SDアソシエーションとSDカードアソシエーションのライセンス契約(SD Association License Agreement)に署名する必要があります。
SDAサイトよりダウンロードできます。
https://www.sdcard.org/developers/use-and-licensing/
SD テスト項目と使用機材
GRLでは以下のテストを行っています
SD テスト機材
Tx_テスト:
- Keysight scope DSOV334A 33GHz
- Agilent J-BERT N4903B
Rx_テスト
- Agilent J-BERT N4903B
反射損失テスト
- Keysight E5071C
- Agilent J-BERT N4903B
SD is a trademark of the SD Association.