デジタルインターフェースと充電のためのエンジニアリングサービスとテストソリューションで世界をリードするGranite River Labs (GRL)は、同社の最高戦略責任者Vamshi Kandallaがワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)の理事に選出されたことを発表しました。
WPC は、350 社以上の会員企業で構成され、小型電子機器に 5~15Wのワイヤレス給電を行う世界的なワイヤレス充電規格である Qi を筆頭に、様々なワイヤレス電源アプリケーションの標準規格化を進める国際団体です。GRL は長年にわたり WPC を支援しており、Qi ワイヤレス充電製品の認証試験サービスを提供しており、さらにQi ワイヤレス充電コンプライアンス試験自動化ソリューションを開発し、自動車や小型電気自動車(LEV)などの新しいアプリケー ションへの Qi ワイヤレス充電規格の開発と拡張に積極的に貢献しています。 GRL は今後も、ワイヤレス充電の発展を目的とした WPC イニシアチブに貢献していきます。
Kandallaは、半導体業界での長い経験と、自動車、家電、IoTに関する専門知識を持っています。その専門知識とGRLの機能を活用して、WPCがこれらの市場のニーズに対応した新しい規格の提案、開発を進めるととともに、OPENアライアンス、Automotive SerDesアライアンス(ASA)、Abnu、MIPIなど他の規格グループとのパートナーシップを強化できるよう支援していきます。GRL入社以前は、Symmetricom社のGlobal Embedded Solutions部門の責任者として、グローバルマーケティング、製品管理、技術管理、ビジネス創出を担当しました。また、Applied Micro(現MACOM)、MosChip Technologies、Standard Microsystems(現Microchip)でもリーダーシップを発揮してきました。
Kandallaは、「GRL は、ワイヤレス充電器と電源の分野で、世界的に高度な互換性を実現するという WPC のビジョンを支持しています。 私は理事として、厳格な品質、安全性、相互運用性を確保するために透明性の高いワイヤレス充電規格を制定し、ワイヤレス充電技術の容易に製品に組み込むためのコスト効率の高いソリューションを可能にする規制の枠組み作り上げることに一役買うことを決意しています」と述べています。
ワイヤレスパワーコンソーシアムのエグゼクティブディレクターである Paul Struhsaker は、 「WPC のメンバーは、幅広いアプリケーションわたるエンドマーケットを代表する会員企業で構成されています。 WPC と 350 社を超える会員企業は、ユニークな機能を持つ手頃な価格の製品を提供することで、この市場 を継続的に成長させることに尽力しています。Vamshi 氏が我々のビジョン達成に大きく貢献してくれることを期待し、WPC の理事会メンバーとして迎え入れます」と述べています。
ワイヤレスパワーコンソーシアムについて
2008 年に設立されたワイヤレスパワーコンソーシアムは、世界各国から集まった 350 社以上の会員企業によるオープンで協調的な標準規格化団体です。WPC のメンバーは、大小企業規模、競合関係あるいはパートナーとして、業界のあらゆる部分、世界のあらゆる地域のブランドを代表しています。メンバーは、安全で効率的、かつ高い相互運用性を持ち、安価なワイヤレスパワー製品を世界中に提供するというビジョンを達成するために協力し合っています。
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